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ITエンジニアの年収ガイド|職種別・経験年数別の平均年収を徹底解説

田中 太郎

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はじめに:ITエンジニアの年収は本当に高いのか?

DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展やAIブームにより、ITエンジニアの需要は年々高まっています。経済産業省の調査によると、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されており、エンジニアの給与水準は上昇傾向にあります。

しかし、「ITエンジニア」と一口に言っても、職種や経験年数、勤務先の企業規模によって年収は大きく異なります。本記事では、主要な職種ごとの平均年収データと、経験年数に応じた年収の推移を詳しく解説します。キャリアプランの参考にしてください。

職種別の平均年収ランキング

1. データサイエンティスト・AIエンジニア(平均年収:700万〜1,200万円)

データサイエンティストやAIエンジニアは、ITエンジニアの中でも最も高い年収水準を誇る職種です。機械学習やディープラーニングの専門知識に加え、ビジネス課題を解決する能力が求められるため、希少性が非常に高いのが特徴です。

大手企業では年収800万〜1,000万円、外資系テック企業では1,200万円以上のオファーも珍しくありません。PythonやR、TensorFlow、PyTorchなどのスキルに加え、統計学やビジネスドメインの知識があると評価が高まります。

2. クラウド・インフラエンジニア(平均年収:600万〜900万円)

AWS、Azure、GCPなどのクラウドサービスの設計・構築・運用を行うインフラエンジニアは、DXの基盤を支える重要な役割を担っています。クラウド移行プロジェクトの増加に伴い需要が高まっており、AWS認定ソリューションアーキテクトなどの資格保有者は特に高い年収を得ています。

SRE(Site Reliability Engineering)のスキルを持つエンジニアは、さらに高い年収が期待できます。DevOpsの実践経験やKubernetes、Terraformなどの技術スタックが評価されます。

3. バックエンドエンジニア(平均年収:500万〜800万円)

サーバーサイドの開発を担当するバックエンドエンジニアは、最も求人数が多い職種の一つです。Java、Go、Python、Ruby、PHPなどの言語スキルに加え、データベース設計やAPI設計の経験が求められます。

マイクロサービスアーキテクチャやドメイン駆動設計(DDD)の経験があるエンジニアは、リードエンジニアやアーキテクトとして年収800万円以上を得るケースも増えています。

4. フロントエンドエンジニア(平均年収:450万〜750万円)

React、Vue.js、Next.jsなどのモダンフレームワークを使ったUI開発を行うフロントエンドエンジニアの需要も高まっています。特に、TypeScriptの実務経験やパフォーマンス最適化、アクセシビリティの知識を持つエンジニアは高く評価されます。

UXデザインの知識を持つフルスタック寄りのフロントエンドエンジニアは、さらに高い年収を期待できます。

5. 組み込み・IoTエンジニア(平均年収:450万〜700万円)

自動車、家電、産業機器などの組み込みソフトウェア開発を行うエンジニアは、製造業が盛んな日本では安定した需要があります。C/C++に加え、RTOS(リアルタイムOS)やセンサー制御の知識が求められます。自動運転やIoT関連のプロジェクトでは、高い年収が提示されるケースが増えています。

経験年数別の年収推移

未経験〜3年目(年収300万〜450万円)

ITエンジニアとしてのキャリアをスタートした直後は、年収300万〜400万円程度が一般的です。プログラミングスクール出身者や未経験転職者はこの水準からスタートすることが多いです。ただし、1〜2年で実務スキルを身につければ、年収400万円台への昇給は比較的早い段階で実現できます。

3〜5年目(年収450万〜600万円)

3年程度の実務経験があれば、転職市場での価値が大きく高まります。この時期に専門領域を定めてスキルを深めることが、将来的な年収アップの鍵となります。転職で年収50万〜100万円アップを実現するケースも珍しくありません。

5〜10年目(年収600万〜900万円)

チームリーダーやテックリードとしての役割を担い始める時期です。技術力に加えて、プロジェクトマネジメントやメンバー育成の経験が年収に大きく影響します。この時期にマネジメントとスペシャリストのどちらのキャリアパスを歩むかの判断が求められます。

10年目以上(年収800万〜1,500万円)

シニアエンジニアやエンジニアリングマネージャー、CTOクラスになると、年収800万円以上が一般的です。外資系企業やメガベンチャーでは、年収1,000万〜1,500万円以上のポジションも存在します。技術力だけでなく、事業への貢献度やリーダーシップが評価の対象となります。

企業規模・種別による年収差

大手SIer・メーカー系

NTTデータ、富士通、NECなどの大手SIer企業は、安定した給与体系と福利厚生が魅力です。平均年収は600万〜850万円程度ですが、管理職になると1,000万円を超えることも多いです。当サイトの企業年収データベースで各社の詳細データを確認できます。

外資系テック企業

Google、Amazon、Microsoftなどの外資系テック企業は、日系企業と比較して1.5倍〜2倍の年収水準を提示することがあります。RSU(制限付き株式ユニット)やサインオンボーナスを含めると、シニアエンジニアで年収2,000万円を超えるケースもあります。

スタートアップ・ベンチャー

スタートアップでは、ベース給与は大手企業より低めの場合がありますが、ストックオプションの付与により、IPO時に大きなリターンを得られる可能性があります。年収よりも成長環境やチャレンジの機会を重視する方に向いています。

ITエンジニアが年収をアップさせる5つの戦略

  1. 需要の高い技術スタックを習得する:クラウド、AI/ML、セキュリティなどの分野は需要が供給を上回っており、高い年収が期待できます。
  2. 英語力を身につける:英語でのコミュニケーション能力があると、外資系企業への転職や、グローバルプロジェクトへの参画が可能になります。
  3. OSS活動やテックブログで発信する:技術的な発信力は、転職市場での評価を大きく高めます。
  4. 副業・フリーランス案件で実績を積む:本業では経験できない技術や規模のプロジェクトに携わることで、スキルの幅を広げられます。
  5. 適切なタイミングで転職する:市場価値が高まったタイミングで転職することで、年収の大幅アップが可能です。

まとめ:ITエンジニアの年収は戦略次第で大きく変わる

ITエンジニアの年収は、職種・経験年数・企業規模によって大きな幅があります。しかし、需要の高いスキルを持ち、戦略的にキャリアを構築することで、年収を大幅にアップさせることが可能です。

まずは自分の現在の市場価値を把握し、目指すキャリアパスに必要なスキルを明確にすることから始めましょう。当サイトの企業年収データベースで、IT企業各社の平均年収データを確認し、キャリアプランの参考にしてください。

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※ 本記事の情報は公開データおよび各種調査に基づく参考情報です。個別のキャリア判断においては、専門家への相談をおすすめします。